IE9ピン留め
2011年 02月 13日
顕微鏡では見えない結晶の中に。

枯れても、凍えそうでも、その根は暖かく。
そこに立っている誇示。

春を待っている君は、強い。

もうすぐそこに、君を迎えに来る足跡が。



電車もない、道路もない、コンビニもない、ここ。
とても不便で、とても贅沢な場所。

誰も土足で入ってこないから、僕にはぴったりの。



砂浜のような柔らかさもない、
港のような賑やかさもない、
煩雑な海岸沿い。

置き去りにされた君に、想いを寄せる。



季節は変わってしまうけれど、繰り返されて、
君にはもう逢えないけれど、記憶があって、
僕の左手は何も持っていないけれど、温度があって、
ひととき、時間を止める。

春を待っているだけの僕は、儚い。

もうすぐここから、君を迎えに行く足跡が。

置き去りにされた君を、置き去りにしないように。

誰も土足で入ってこれないような、贅沢な場所を目指して。




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【後記】 ~2011年、早1ヶ月を終えて~

久しぶりの更新でした。
滞っていてすみません。(いつもこんな感じで入っていますが。笑)

今年の第一弾は、新潟・佐渡島の写真でスタートです。

海の幸、米、日本酒など、食の宝庫であり、
また日本有数の雪国として、スキーや温泉客も多い新潟県。
しかし佐渡に至っては、国産トキの絶滅・北朝鮮の問題、佐渡空港の定期便休止など、
華やかなだけの島ではないです。

沖縄でも思いますが、島には、歴史や文化に影響された独特の空気があり、
それがどんなものであっても、魅力的に見えます。

不便でいい。何をもって不便というのか解らないけれど。
ただそこで色々なことを考えることができることが、贅沢だと思います。

まだまだ行きたい島があります。
北海道・礼文島、東京・八丈島、島根・隠岐諸島、香川・小豆島、長崎・対馬、沖縄・南大東島。
島に魅せられつつあります。(すでに魅せられてるか・・・)

もちろん島以外にも、今年も出かけようと思いますので、
遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。


                                          2011.2.13 Hiromi。




# by widesea56 | 2011-02-13 21:06 | Trackback
2010年 12月 31日
僕たちのあり方。


揺れながら自己顕示する光のように、

周りに咲く花を照らす光のように、

そっと続いていく。


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【後記】 ~2010年を終えるにあたって~

今年も、とうとう最後の日になりました。

更新頻度が低くて「ダメだな~」と思いつつ、
こんな超マイペースなブログでも見て頂いていたり、
コメントを頂いたりして、感謝しています。

本当にありがとうございました。

2010年は、みなさまにとって、どんな一年になりましたか?

僕は、盲腸で入院したり、海外に飛んだり、職場が異動になったり、
割と慌しい一年になりました。

景色・風景を撮影するという意味では、カメラに触れる機会がちょっと
少なかった気もしましたが、友人の結婚式なんかでも大きいカメラを
持っていくようになり、そこそこ撮影を楽しんでいます。
(ここにはアップしてないですが。笑)

また来年も、きっとマイペースで続いていくと思いますが、
みなさんも、それぞれのペースで。

2011年も、よろしくお願いします!


                                          2010.12.31 Hiromi。






# by widesea56 | 2010-12-31 19:41 | Trackback
2010年 12月 05日
自由形。

ひとつひとつの思いが、
ひとつひとつ生命を抱えて、
猛スピードで頭の中をぐるぐる巡る。

自由だけど規則的な流れで。

正しいも間違ってるもないから、
規則よりも自由を求めて。



たまには流されるのもいいと思う。

規則も自由さえも求めなくても。
それもひとつの選択肢であるがゆえ。

あまりに澄みきった君を見ていたら、そんなことを。



# by widesea56 | 2010-12-05 19:58 | Trackback
2010年 11月 20日
ちいさな命。

僕はそっと、君を見ています。

これから来る、日曜日とか12月とか冬とか2011年とか、
要するに未来と呼ばれているそれに、君は何を想っている?

僕はそっと、君を想っています。

これから来る、悩みとか夢とか友とか傷とか老いとか、
すべてを乗り越えて命尽き果てるときに、君は何を大切にしている?

君はもっと、君を大切にしてください。


君はきっと、僕を忘れてしまっても。



# by widesea56 | 2010-11-20 13:40 | Trackback
2010年 09月 26日
秋が来る前に。

そこから見える景色。
ここから見える景色。

おぼつかないように見えて、
しっかりそこに立っていた君。

それに気づいた時、君はもう手の届かない。



久しぶりに会った君は、
相変わらず青空がよく似合っていて。

夏と一緒に、帰っていく思い出。



細長く、でも途切れることなく、静かに。

まるで季節が移ろうような、その流れ。



夏の出口に、しがみつきたい気持ちがまだ。




# by widesea56 | 2010-09-26 21:58 | Trackback
2010年 08月 28日
真新しい、街。

立派で壮大な建造物と、
街を彩る木々が並んでいて、
そこに差し込む、陽。

それだけのことなのに、この街を構成するそれらの美しさ。




人が、僕たちと同じように暮らしているのに、
どうしてこうも、違うのだろう。

ないものねだりの、恋。

どうしてこうも、惹かれるのだろう。



僕は君に、道を譲る。
この景色の一部に、君がなった世界はもっと。

いつか想っていた、夢。




# by widesea56 | 2010-08-28 22:15 | Trackback
2010年 08月 22日
ひとりでは。

何かにしがみついていたいという孤独を、
僕たちは持っている。

たとえ眠りについている時でも。



# by widesea56 | 2010-08-22 11:02 | Trackback
2010年 08月 15日
いつかの君が見守ってくれるから。

恋は自分を守るためのものではなく。

不確かな砂浜を走り抜けて、海に飛び込んで溺れちゃうくらいの。

穏やかに波に乗れた頃、そこから永遠が見えてくるのでは。


# by widesea56 | 2010-08-15 13:11 | Trackback
2010年 08月 12日
遥か地球の裏側で。

空を見上げれば、手も届かない想い出に。
目を閉じれば、寄せては返す波の音に。

ただ歩くけれど、足元はいつもおぼつかない。



君の背中が、まっすぐ訴えていたもの。
僕の視線は、まっすぐ遠くを見てた。



スペシャルは、そこに、たくさん、ある。
それぞれが抱く、恋のような。



型にハマることを、ひとつの正しさだと思っていた。
はみ出すことを恐れるような、面倒臭がるような、そんな過ち。



ただ歩いてきた轍は、近々消えてしまうだけ。

だから僕たちは、真っ直ぐとは言わないけど、今日もまた。



# by widesea56 | 2010-08-12 13:29 | Trackback
2010年 05月 23日
太陽と僕らの。

それは僕らを乗せて 規則正しいレールの上を
昇る太陽のようにゆっくりと



       さっきまでいた場所を 見下ろしてみれば
       糸でつながった僕らが結ぶ絆



真っ白な花びらを 規則正しい輪に並べて
笑う太陽のように燦々と



       さっきまでいた場所に 向かう反対側の君
       糸にぶら下がる僕らが交わす視線



それは僕らを乗せて 規則正しいレールの上を
沈む太陽のようにゆっくりと




# by widesea56 | 2010-05-23 14:24 | Trackback
2010年 05月 10日
青い流れ方。

水に、空に、その青に、
ながく、ながれ、ながら。

どこまでも、いつまでも。




# by widesea56 | 2010-05-10 20:05 | Trackback
2010年 05月 07日
こぼれおちる汗の。

最初は、少し寂しげで、それでいて美しい君に。



その次は、少し大人しげで、それでいて美しい君に。



ゆっくりで、たしかな時間を。



時々は、遠くから客観的に。



本当は、中身のない、立ってることが精一杯な。





# by widesea56 | 2010-05-07 09:26 | Trackback
2010年 05月 06日
空、いまそこに。






空に伸びてく階段を、登った先に何がある。







そこで得るのは達成感か、



それとも、



頭上で笑う空への畏れか。







この心臓の鼓動と、波の揺れが重なった時、

思考を止めていられる。






君が地に根を張って、枝葉で覆ってくれたから、

頭上で笑う空への畏れを知らずにいられた。





そんなことより君の立ち振る舞いが少しおかしくて、

でもそこに見惚れていた。








匂いだけは、うまく説明できないけれど、

それは、うまく説明できないままでいい。



頭上で笑う空に向かう君だから、美しいと思う。






# by widesea56 | 2010-05-06 10:19 | Trackback
2010年 03月 14日
春、ひとくち。

恋をしたり、嘘をついたり、恥をかいたり。

僕らの中にある赤は、いつも甘酸っぱいね。




# by widesea56 | 2010-03-14 22:36 | Trackback
2010年 01月 18日
海の見える場所で。

遠くを見ながら、日が暮れるまで。
そんなことを、たやすい気持ちで願っている。

この海はいつだって、
時間を戻したり、止めたり、進めたり。


ただあの日だけが、過去になっていくけれど。




# by widesea56 | 2010-01-18 10:54 | Trackback
2010年 01月 17日
15年目のしおり。

あれから 時代は猛スピードで流れて
そんな時代に流されることもあった自分

それでも大人になるにつれて
まるで本を読むように 丁寧に日々を重ねながら
時々あの日を思い出しながら 今日を生きていた



今となっては 逢うこともない君
あの街も少しずつ僕らのように姿を変えていく

空の青さ 花の美しさ 君のいない寂しさ
流れていく雲 移りゆく景色 続いていく道


いまだに涙がこぼれる夜もある
まるで本を読むように 丁寧に日々を重ねながら
時々あの日を思い出しながら 明日を夢見よう







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朝が弱い僕は、その日もなかなか目覚めなくて、
母の呼ぶ声で「いつもと違う」朝だと気づいた。

ベッドの横にあった本棚から、父の本がたくさん落ちてきて。

その日、中学1年生だった僕は、学校まで行ったものの、
当然ながら休校になったことを喜び、友人とサッカーをして帰った。
正確には、真っ直ぐではなく、みんなで友人の家に寄って遊んで帰った。

自宅に帰ってから、事の大きさを知った。
神戸に住んでいた中学時代のクラスメイトは家が半壊した。
「大阪じゃなくて良かった」という、自然な発想でありながら、
どこか不謹慎な気持ちの中で。

15年経った今、つい最近のことのように思う。
あの悲劇を風化させてはいけないと、ちゃんと向き合おうと、
頑張っている人たちのお陰だろう。

自然はとてつもなく美しく、とてつもなく恐ろしい。
その両方を知っていなければいけないと、そう思った。

今日は、少しだけ、涙が出た。



P.S こんな日は、うまく言葉が出てこないので、久しぶりの日記を書きました。たまにはいいね。





# by widesea56 | 2010-01-17 22:11 | Trackback
2010年 01月 11日
寄せては返す波のように。

ただこの空を、ただこの海を、
見ているだけで言葉を忘れる。

君と一緒にいる時みたいだ。



波に打たれた心には、
ぽっかりと穴が開いていて。

透明な風が抜けていく。



繰り返し寄せる想いがあるから、
美しい水のようなそれを、
大切に。



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しばらく更新できていませんでした。
今年もよろしくお願いします。


1/9~1/11の3日間、沖縄・宮古島に行ってきました。
(「また沖縄かよ!」というツッコミはなしで。笑)
この島は、山と川が無いことから他の離島に比べて海がキレイで、
その水の透明感に感動しました。

いつも石垣島を中心とした八重山諸島ばかり行っており、
初の宮古諸島だったのですが、今回行った宮古島・池間島・伊良部島・下地島も、
今まで行った島々とは違う顔があって楽しかったです。

また後日、他の島で撮った写真も載せていこうと思います!

ここ最近、全然カメラを触る余裕もないくらい疲れていたので、
今回の旅は、いいリフレッシュになりました。
(食べて運転して撮って寝るだけの生活でしたが・・・)


ではでは、改めて今年もよろしくお願いします!




# by widesea56 | 2010-01-11 19:30 | Trackback
2009年 11月 09日
時は、早く、過ぎる。光る、星は、消える。

なんのために今日も 闘っているんだろう
遠く太陽は消えていく

突き上げた拳を 開いてみるんだよ
その手を空にかざして

知らん顔で明日が 来るのが辛いなら
沈む太陽を追いかけて


解ってる
自分が何も解ってないこと

だから今日こそ





# by widesea56 | 2009-11-09 21:55 | Trackback
2009年 10月 11日
どんなことを、思う秋。

君の見る夢には、どんな鮮やかな色。

君自身には、色なんて無くても、
その姿形が、もう愛おしすぎて。

元気に動き回る君だったら、
こんなに魅力的ではなかったのかも。

そんなことを、思う僕。



どんなことを、思う君。

堂々と立っている君だから、
そんなに魅力的に映っているのかも。

君自身には、想いなんて無くても、
その姿形が、もう切なすぎて。

君を見る僕には、こんな美しい画。





# by widesea56 | 2009-10-11 23:56 | Trackback
2009年 09月 27日
そんな君に見惚れて。

人目を気にしているのか、
何かを探しているのか。

その姿も、どことなく美しい。

ありのままでも、素敵だけど。




# by widesea56 | 2009-09-27 19:50 | Trackback
2009年 09月 23日
朝の強さ。

朝と夜の境目は、虹のように弧を描いていて。
星は追いやられるように消えていく。

もう少し、もう少しだけ、この夜を惜しんでいたい。

辛い夜は、すぐに朝を待ち望んでしまうのに。

少し勝手な、気持ち。




# by widesea56 | 2009-09-23 13:38 | Trackback
2009年 09月 14日
静かに、夏の後ろ姿。

ただ静かに、夏を見送る。

言えなかった言葉は、早いとこ忘れてしまおう。

何度も思い出す努力をしなくても、
きっと同じことを、思うのだろう。


夏のような君を、ただ静かに見送る。







# by widesea56 | 2009-09-14 21:17 | Trackback
2009年 08月 30日
真夏の、ひとり休息。

たまには、ゆーっくり、休んでいたい。

空は今日も青く、風は明日も流れていく。
そんな当たり前のことに、思いを馳せながら。

ゆーっくり、休んでいたい。






# by widesea56 | 2009-08-30 16:15 | Trackback
2009年 08月 22日
その先に見ていたもの。

高いところから見る景色。
見上げる僕らの憧れ。

君は君で、優越感という名の、孤独。




羽がないから飛べない僕と、
羽があるのに飛ばない君と。

僕は僕で、ないものねだりという名の、羨望。





# by widesea56 | 2009-08-22 20:43 | Trackback
2009年 08月 18日
地平線の向こうに続く道。

やわらかく曲がる地平線。

平坦ではなかったあの恋は、
平坦ではなかったからこそ、
きっと美しい。



碧の遠さに重ね合わせた、いつかの僕たち。
空色の空の下、風に揺れながら。



やわらかく曲がる地平線の裏側も、
きっと同じ空色の空の下。

こんなふうに並んで彼方まで。

真っ白な君の後ろ姿は、
真っ赤な嘘で塗り固めた僕には、
いつも美しい。




# by widesea56 | 2009-08-18 23:13 | Trackback
2009年 08月 16日
あざやかな記憶。

終わりのない絵巻物のように連なった景色。

隣の隣の隣の隣の隣を目で追えば、
いつか君が見える?



この花の最も美しいところは、
形でもなく、色でもなく、その匂い。

まるで、君の記憶のような、印象の残り方。







# by widesea56 | 2009-08-16 20:29 | Trackback
2009年 07月 27日
たった2色の曖昧。

それは「過去」と「未来」だったり。

それは「好き」と「嫌い」だったり。

それは「笑顔」と「涙」だったり。


そんな「君」と「僕」だったり。


それらの間にある、たしかな曖昧を、
はっきり色付けることに一生懸命だった気がする。

白と黒以外の、何かで。


でも花は、その一輪の花は、
色がないのにキレイだった。


そんな「理想」と「現実」だったり。




# by widesea56 | 2009-07-27 00:18 | Trackback
2009年 07月 19日
深呼吸に漂う雲。

例えば眠れない夜に現れる重たい、それ。

例えば忘れたい恋に隠れる切ない、それ。


斜めに流れる雲に、それを重ねてしまえば、
ちょっとだけ心が軽くなるような、ささやかな。


きっと僕の目に映っていてほしい景色は、
こんなふうに簡単に描けそうな、淡い彩り。




# by widesea56 | 2009-07-19 22:53 | Trackback
2009年 07月 17日
僕だけの唯一。

小さな花火が集まって、
ひとつの花。

小さな青春が集まって、
ひとつの思い出。

小さな声が集まって、
ひとつの歌。

小さな気持ちが集まって、
ひとつの心。


それらは僕だけの、たったひとつの。




# by widesea56 | 2009-07-17 00:18 | Trackback
2009年 07月 05日
契り。

僕と君のあいだに流れる思いは、
時々きっと重たくて、時々きっと軽くて、
それでも千切れることなく。

固く、固く、結ばれていたもの。

強く、強く、繋がっていたもの。



# by widesea56 | 2009-07-05 20:39 | Trackback


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